肝機能の衰えと背中ニキビ

肝臓の役割

 

肝臓は、小腸から吸収され血液により運ばれた栄養素をろ過し、必要なものは取り込み、不要なものは血液を介して尿や便で排出する役割を持っています。
肝臓は自らの働きにより、体内に入ってきた添加物や有害物質などを無毒化し、排出しています。

 

しかし、アルコールを飲みすぎたり、甘いもの、脂っこいものなどを多く食べ過ぎたりしていると、次第に肝臓の機能が影響を受けてきます。
最近では、若くても脂肪肝になってしまう人も増えているそうです。

 

肝臓は「沈黙の臓器」といわれるほど症状がでにくい臓器のため、少しぐらいの不調では気づきませんが、人によっては肌の調子が悪くなるなどの自覚症状が少しずつあらわれてくる場合があります。

 

 

肝臓と肌の関係

 

肝臓には体内に入った様々な毒素を無毒化する役割があります。
肝臓の機能が衰えると、この無毒化するという作用が衰え、血液中に毒素が出てしまい、体内に毒素が蓄積されます。
体内に毒素がある状態は、肌の不調として現れることも多く、いわゆる大人ニキビとして背中や顔などにあらわれます。

 

また、肝臓には余分な黄体ホルモンを破壊してホルモンバランスを整える働きもあるため、その働きが鈍くなると、黄体ホルモンが過剰となり、その影響で皮脂の過剰分泌が起こるため、特に皮脂腺の集中する背中には背中にきびができやすくなるのです。

 

 

肝臓機能を整えるには

 

肝臓の機能の衰えからくる背中ニキビへの対策は、肝臓の働きを正常に戻してあげる必要があります。
つまり、肝臓への負担を減らし、肝臓が働きすぎないようにしてあげなくてはなりません。
そのためには、毎日の食事やアルコールなどの摂取について、見直していく必要があります。

 

まず、食事については、脂っこいものはなるべく避け、甘いものも控えめにしましょう。
さらに肝臓の機能をよくするために、タウリンを含む食品を意識的に摂取するといいでしょう。
タウリンは、肝臓に蓄積されている脂肪分を分解・排出し、毒素のろ過機能が衰えてしまった肝臓の機能の改善をしてくれます。
代表的なものではカキなどの貝類、イカやタコなどにも多く含まれています。

 

また、アルコールの摂りすぎは非常に肝臓に負担をかけてしまうため、毎日飲んでいる人は休肝日を設けるなどして肝臓の負担を少なくしてあげましょう。